2,線で結ぶツールとして



家族や仲の良い友達の前ではけっこう弾けるタイプ。だから社会人としてうまくいかなったんだろうなあっていう気持ちは今も抱えている。

明るいキャラクターに見られても、ちょっとした言葉で傷ついたり繊細な部分を拗らせて精神科に行きかけたけど、でもなんとか持ち堪えていたあの頃は本当に苦しかった。

僕は今もあまり大きな口を開けて笑えない。心理学的にいうと、自己開示が下手な人なんだそうな。たしかに、自分を開示することは得意ではない。今もどちらかというと微笑んで、その時の空気でイエスノーを決めるような人間だ。本当の自分の気持ちがわからない時があるんだ。だから空気に流されてイエスノーをいう。きちんとしていない自分の気持ちを主張しても迷惑がかかるだけだから。

自分のコンプレックスは克服したいと思ってる。でも実際は仕事をやめてしまったから克服するチャンスを自分で蹴ってしまったような気持ちにもなる。罪悪感は人一倍強い。気にしやすい性格なんだ。

この間、本屋に行ったら「面白いほど人の心が掴める心理学」みたいな本が売っていて、行動心理学みたいな本だった。自分の行動を思い出しながら読んでいったら、面白くて徹夜で読破してしまった。

僕の今の趣味は心理学の勉強です。


まじめだなあってまたKにいじられる気がするけど、いや、これけっこう真面目っていう話よりもライフハックだとさえ思っている。ああ、結局真面目なのかw


行動心理学で自分の行動を振り返ると、自分の感情を復習できる。よくわからないけれどモヤモヤしたとかそういうときどんな行動をしていたかを振り返る。すると規則性が出てきて、その規則性に基づいて行動心理学の点から展開していくと、「ああ、自分はこんな時にこんな状態になってしまうんだ」って点と点が線になるんだ。

嫌な思いをしないために、どういうふうに回避すべきかってことまで考えられる。コンプレックスを無意識の行動面から考察していく。

自分に向き合っているから真剣になれるし、勉強を勉強だと思わずに済むんだ。

心理学資格の試験勉強をしてみることも少し趣味になりかけている。どれくらい覚えているかなっていう小手試し。かなり良い点数を取れていることはまた自信にもなっている。


僕は自分のコンプレックスをなんとかしたいという思いから心理学を勉強し始めた。それがもしかしたらちゃんとした仕事になるかもしれない。

悪い面でも利用次第で良い面に転用できるんだって経験から学んだ。

机上の空論を嫌だと思っていた僕らしい解決法でまた少し嬉しくなった、


LAY-RAY"DRAGON"

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